手作り指輪の作り方は2種類

手作り指輪には鋳造(ちゅうぞう)と鍛造(たんぞう)の2種類の作り方があります。
どちらの作り方も昔からの職人技です。
それぞれに特色があります。

鋳造
ワックスという合成樹脂の型を作って、その型を石膏で覆って固めます。
石膏の塊の中のワックスをとかしてしまうとワックス部分が空洞になります。
この空洞の中に溶かした金属を流し込むとワックスと全く同じ形の手作り指輪が出来上がります。
ワックス自体は柔らかいものなのでかなり凝ったデザインの手作り指輪を作ることもできます。
デザイン性の高いファッションリングは、ほとんどのものが鋳造です。
鍛造に比べると頑丈さにかけるのが欠点です。

鋳造の手作り指輪の作り方は、ワックスを削って指輪のデザインを手作りします。
手先の器用さなども多少影響しますがどの工房でもスタッフがつきっきりでサポートしてくれます。
デザインの特徴や出来上がりイメージなども教えてくれるので、心配はいりません。
ワックス制作にかかる時間は2〜4時間程度です。
ワックスを制作してから、実際に指輪ができるのに2週間から1か月ほどかかります。

鍛造
金属をたたいて形を整える方法で、たたかれることによって金属の強度が増します。
ただし、細かいデザインが難しいのでシンプルな指輪になります。
金属の密度が高いので同じ大きさでも重くなり、デザインがシンプルな分余計に重厚なものが出来上がります。
鍛造品は金属の輝きが増すので、槌目模様をつけるととても華やかなデザインになります。
たたき方、たたく力など職人技が必要になります。

鍛造での手作り指輪の作り方は、素材は最初は金属の塊です。
それを糸鋸やバーナー、ローラーなどを使いながら指輪に成型します。
とても印象的な体験ができます。
制作したその日に持ち帰ることができます。

鋳造と鍛造を比べると鍛造が丈夫ですが、鋳造品が弱いというわけではありません。
近年は丈夫な素材も開発されています。
結婚指輪や婚約指は20年、30年、それ以上の長い年月使うものです。
どちらの製法で作っても大切に扱わなければなりません。